(カンペール焼:HB HenriotのHPから引用)
カンペールは、フランス西部・ブルターニュ半島の先の方にある地方の名前。
フランスの陶器といえばリモージュとかセーヴルが有名です。
でも、これらの高級感あふれるものとは違って
カンペールの陶器は素朴な味わいで、親近感 大。
300年の歴史があって、生産過程はすべて手作業。
ブルターニュ独特の模様が生き生きと描かれています。
主なモチーフは、ブルターニュの民族衣装を身に着けた人・花・動物。
フランスではもちろんのこと、世界中にコレクターがいます。
蚤の市なんかで見ると、欠けたり割れたりしていても
アンティークものはいい値で売られてたりします。
私は最近作られたカンペールよりも、古いものの方が素朴で柔らかい感じがして、好きです。
で、カンペール焼きのドン(?)、
HB Henriot Faienceries (アッシュベー・アンリオ・ファイアンスリー)では、工房見学(有料)もできます。
案内の人が工程ごとに説明してくれて、(フランス語で。質問すれば英語ででも答えてくれる)
色を付けるところも見せてもらえました。
なかなか面白かったですが、私的には販売コーナーの方が楽めました。
だってフランス語わかんないんだもん。
販売コーナーではこの工場で現在作られているものが買えます。
ほんとにたくさんの種類があって、陶器好きにはたまりません。
表札用のタイルから、80cmくらいある大きなお皿まで、よりどりみどり!
ちょっと高いんですけどね・・
アンティークものは、隣接する陶器美術館でコレクションが見られます。
行く機会があれば、ぜひお立ち寄りください。
(って、別にまわしもんじゃありませんが)